新潟県三条市栄地区の夏まつりで始まった「栄ふるさと祭り」が10月5日(土)午前11時から三条市役所栄庁舎前駐車場を会場に開かれる。これまでより駐車場を2倍に使い、ゆったりした空間で栄太鼓演奏や総踊り、夜は大花火大会で楽しんでもらう。
飲食の提供を中心に会場には20近い出店が並ぶ。ステージイベントは子どもたちのヒップホップに始まり、オープニングセレモニー、栄太鼓保存会と三條太鼓三小相承会の演奏と続く。
午後から12チームによる総踊り、フリースタイルフットボール、三条市下田地区が拠点のプロバスケットチーム「SANJO BEATERS」女子チームのデモンストレーションのチームを応援する子どもたちのチアリーダー「Beat CHEER Kids」。最後は午後5時から下田地区に生まれ育ったシンガーソングライター一本道スヂオさん(46)のユニット「トリプルX」のスペシャルライブがトリを飾る。
ほかにも屋外イベントでスポーツ少年団「サザンクロス」によるサッカーのキックターゲット、三条市女性消防隊によるちびっこ消火体験や子ども用防火服着用写真会、三条市は縄文フェスとして火焔型土器作りや縄文時代がテーマのクイズを行う。
さらにとなりの農村環境改善センターで午前11時半から栄中学校吹奏楽の演奏と午後2時から新潟県の若手で公演数ナンバーワンのマジシャンHIDE笹川さんが子ども向けのマジックショーを披露する。
午後6時から夜の部の花火大会。会場から山側の田んぼが打ち上げ場所で、120番の花火が打ち上げる。三条市商工会青年部による四号玉の同時打で開幕。スターマイン4組、尺玉三段打1組も。最後は超特大花火「さかえの花火」で締めくくる。花火大会のようすはライブ配信も行う。
栄ふるさと祭り実行委員会(佐藤洋一実行委員長)が主催する。毎年7月に栄地区の夏祭りとして開かれていたが年々、猛暑が厳しくなって熱中症のリスクが高まっていることから、コロナ禍が明けた2年前から10月初旬に時期を遅らせて秋祭りのような形になっている。
これまでは駐車場の舗装された部分だけを会場に使っていたが、新たに舗装された砂利敷きだった部分も会場に使うことにし、ことしは会場の約2倍に広くなる。これまでは来場者のピーク時には混雑する印象があったが、ことしはゆったりと祭りを楽しめる。
今回は、国道8号に面したJAえちご中越いちい支店、アーネスト株式会社と祭り会場を往復する無料シャトルバスを午前11時から午後5時まで運行する。問い合わせは栄ふるさと祭り実行委員会(0256-45-3405)へ。タイムテーブルなどは次の通り。
【ステージイベント】
■農村環境改善センター
■会場内ブース