金属加工を中心としたものづくりのまち、新潟県燕市の物流センターで6日(日)午前8時から午後3時まで年に1度のビッグバザール「燕青空即売会」が開かれる。地元のメーカーや商社が半端物や型落ち商品が激安価格で販売される。
物流センターに組合会館を置く協同組合つばめ物流センター(矢代秀晴理事長)と燕市、燕商工会議所の主催で毎年開かれている在庫一掃セール。主に卸商社が出品するナイフ、フォーク、スプーンなど金属洋食器をはじめ、鍋、フライパン、包丁などの台所用品や家庭雑貨、伝統工芸品で有名な茶筒、茶たく、水差しといった鎚起銅器製品が特別価格で販売される。
希望小売価格の半額くらいは当たり前。在庫の肥やしを捨て値同然での投げ売りもあり、燕市で最も集客力のあるイベント。初めて来場するとびっくりするほど安い。県外からの来場も多く、昨年は後半、雨が降ったものの約5万人もの来場があった。
ことしは昨年の35社を上回る37社が出店するほか、飲食出店もキッチンカーを含めて昨年の33件を上回る42件の出店がある。飲食出店には恒例で燕市と相互応援協定を結ぶ山形県南陽市が芋煮を販売。東日本大震災で燕市へ多くの人が避難した福島県南相馬市が特産品などが販売される。
駐車場は遠藤商事、江部松商事、和平フレイズの駐車場が利用でき、十分な駐車スペースが確保されている。問い合わせは、つばめ物流センター(0256-63-7660)。