タケノコの産地で知られる新潟県田上町にある「道の駅たがみ」(馬場大輔駅長)は1日、昨年に続いて田上産のタケノコで作ったメンマ「たがみめんま」を発売した。
昨年と同じ「辣油(ラー油)」と「醤油(しょうゆ)&黒胡椒(コショウ)」の2種類あり、いずれも100グラム入りで税込み680円。
放置竹林のタケを食材に生かそうと昨年、開発した。一般的なメンマは、最適とされる麻竹(マチク)が使われるが、「たがみめんま」は田上の竹林に生える孟宗竹(モウソウチク)。しかし味や食感はまったく見劣りしない。
そもそも国産メンマはほとんど流通してなく、それだけでも貴重。昨年は1種類300個を販売したが、酒のつまみなどに喜ばれ、1、2日であっと言う間に完売した。ことしは余裕をもって生産したので、すぐに完売することはなさそうだ。問い合わせは「道の駅たがみ」(0256-47-0661)へ。