何度も新潟へ足を運んで宿泊している大阪の知人が、4日から新潟市で何泊かしようとネットで宿泊施設を検索したが、軒並み満室。新潟市内にとどまらず、燕三条地域、長岡市まで満室になっていた。
やっと見つけた宿泊施設は、ふだんは1泊4,000円台のところ目を疑う22万円の所も。それは法外だろうが、ほかに空きを見つけても、ふだんは1泊1万円を大きく下回るのに3万円台など大きく跳ね上がっていた。飛行機のチケットも、どの便も絶望的に満席だったと言う。
何が原因だろうと調べると、新潟市・朱鷺メッセで5日、6日と開かれる「なにわ男子」のコンサートとわかった。新潟市で人気アイドルグループのコンサートが開かれるたびに、全国から来場するファンで新潟市とその周辺の宿泊施設に空きがなくなり、宿泊料金が高騰するのは、今に始まったことではない。
宿泊施設が大いに利用されるのはありがたいことだが、今回は3日から6日まで燕三条地域で開かれている「燕三条 工場の祭典」の日程と重なった。しかも来場者が増える週末の5日、6日に重なっている。
来場者の何割が宿泊施設を利用しているのかわからないが、好ましくない状況になったのは間違いない。影響が来場数にも表れるほど大きいのかどうか興味深い。
知人は結局、間近になってキャンセルが出た宿泊施設を1泊1万円以下で予約でき事なきを得た。宿泊施設を利用を考えていた工場の祭典の来場者も、無事に宿泊が予約できていたらいいのだが。