新潟県警燕署は、7日までに266万円のSNS型ロマンス詐欺に遭った燕市の50代男性から被害届を受理し、捜査している。
男性が被害を受けたのは5月11日から7月2日までの間。男性がマッチングアプリに登録したところ、5月11日にアプリを見たという女性を名乗る者からメッセージが届いた。
SNSでやりとりをして男性は好意を抱くと、利益が出る暗号資産の取り引きを勧められた。男性は暗号資産のアプリをダウンロードし、指示されるまま暗号資産会社名義の口座に複数回、送金し、7月2日までに合計266万円をだましとられた。
男性のスマートフォンにインストールしたアプリケーションでは暗号資産が増えていたことから、引き出そうとしたところ「税金がかかる」、「振込手数料がかかる」などと言われ、引き出せなかったことから詐欺被害に気づいた。