新潟県三条市の山手、自然あふれる下田郷のにある奇勝「八木鼻」。その姿をおにぎりで再現した「八木鼻おにぎり」が26日(土)、27日の2日間、下田地区で開かれる「ハロウィンサブカル縄文フェス」の会場「スポーツセンターはやぶさ」で限定販売される。
八木鼻は、高さ200メートル以上の絶壁がそそり立ち、神々しさを感じさせる。ハヤブサ繁殖地として県天然記念物に指定され、新潟県景勝100選に選ばれている。
その姿を「八木鼻おにぎり」に写した。下田産のコシヒカリを使い、石英粗面岩(セキエイソメンガン)の岩肌の色に似せるため、しょうゆの炊き込みご飯にした。具には秋の味覚のシメジとマイタケを使った。
樹木に覆われている部分は粉ノリをまぶす。下から見た形は、まさに八木鼻のそれ。ジオラマの中に紛れ込ませてもすぐに気づかれないほどの完成度に仕上がった。
三条市のナチュラルミネラルウォーター「山と雪のうるおい」(500ml)1本と下田地区の64の集落のうちひとつの集落名がデザインされた缶バッジ1個とセットで500円。1日30セット限定で販売される。
地元の森町小学校5年生が提案したレシピを「道の駅 漢学の里 しただ」が具現化し、調理して販売する。5年生が下田産のコシヒカリを有名にしたいと始まった毎年秋に開かれる「ザ・米フェス」で毎年、5年生が提案したレシピのメニューを販売している。
今回は「ザ・米フェス」用に考案したレシピのひとつ「八木鼻おにぎり」をひとあし早く「ハロウィンサブカル縄文フェス」で提供することになった。2日間とも午前10時半から販売される。
「ハロウィンサブカル縄文フェス」主催者代表の自称「三宮」さんは「八木鼻おにぎりを通じて下田地域の魅力を知り、発信してほしい」と購入を待っている。