新潟県燕三条地域で活動する燕三条青年会議所(結城義博理事長)は12日、旧燕市立松長小学校で親子で楽しむ食育イベント「愛の食卓クリエーション〜あなたの知らない食の世界」を開き、ほとんどが燕市内の3年生以下の小学生の親子24組、53人が参加して体験を通して楽しみながら食育を学んだ。
結城理事長が料亭を経営していることもあって食をテーマにしたイベント。ふだんかかわることのない生産者から直接を話を聞いたり、土にふれたり、ふだん食べている野菜がどういう状態で育っているのかを目で見て、話を聞いて実際に触れることでありがたみを実感してもらおうと企画した。
ナマラエンターテイメントのタレント森下英矢さんが総合司会、県内の地域課題解決に取り組むリリマリプロダクションの山田彩乃さんが食選力講師を務め、アスパラ植え替え体験、マヨネーズ作り体験、おにぎり作り体験にチャレンジしてもらった。
マヨネーズ作り体験は、マヨネーズで国内トップシェアのキューピーから、マヨネーズ教室を運営する認定制度に合格した「マヨスター」の指導で、タマゴを泡立ててかき回しながら油を入れてマヨネーズを作った。
サラダ油を少しずつ入れないとマヨネーズの色にならないと教えられ、子どもたちは集中して作業した。今まで何でできているか知らなかったマヨネーズが自分の手でできあがっていく過程を体験し、驚いていた。最後にキューピーマヨネーズと自分で作ったマヨネーズの食べ比べも行った。