20日告示された任期満了に伴う新潟県三条市の市長選は、2期目を目指した現職の滝沢亮氏(38)のほかに立候補届け出がなく、無投票で再選が決まった。
この日は午前8時から選挙事務所で出陣式のあと滝沢氏は事務所前で第一声を放ち、市内4カ所へ街頭演説に回って立候補者届け出受け付けが締め切られる午後5時前に選挙事務所へ戻った。
5時を過ぎてしばらく待ったところで滝沢氏に花束を贈呈。村上幸一選対本部長のあいさつのあと滝沢氏があいさつ。街宣車で回って「いろいろな思いを市民の皆さまに伝えることができた一方、まだまだ頑張れよという、三条市はまだまだこんなもんじゃないよ、もっとできるよというような温かい激励もいただいた」と1日だけの選挙戦を振り返った。
「次は2期目ということで1期目と違い、もうすべて慣れているので、甘えることはできない。これまで以上に気を引き締めて三条市の課題をひとつずつ解決していき、さらに私たちが誇れるような三条市を皆さんとつくっていきたい私自身もリーダーシップを発揮するが、私ひとりでできることは限られている」として市民の力添えに期待するとともに、これまで以上に頑張ることを誓い、だるまの目入れや万歳、乾杯をを行って当選を祝った。