燕市展審査結果発表　応募は昨年より17点少ない106点 (2024.10.23)

26日(土)から29日(火)までの4日間にわたり新潟県燕市・燕市吉田産業会館で開かれる第19回燕市美術展覧会（市展）の審査結果が23日、発表され、応募106点の中から日本画、洋画、工芸・彫刻、書道、写真の5部門で入賞21点が決まった。

市展賞受賞作品、左上から時計回りに日本画「つりがね洞」出雲文次さん、洋画「帰り道」土田明さん、書道「桜のバトン」小林碧泉さん、工芸・彫刻「自由に」遠藤紀美子さん、写真「私の「宝っこ」」 菊地冨二江さん

受賞作品は、各部門1点の最高賞をはじめ市展賞と20点以上の応募があった書道と写真の新潟日報美術振興賞、奨励賞13点、高校生が対象のスワロー賞が書道1点。入選は81点を含む101点に加え、審査員15点、燕市美術協会会員57点の合わせて163点が展示される。

応募点数は日本画15（昨年15）、洋画21（22）、工芸・彫刻15（24）、書道29（30）、写真26（32）の計106（123）。工芸・彫刻と写真の応募の減りが大きく、昨年より17点少なかった。

市展は毎日午前9時から午後6時まで、最終日29日は午後3時まで開場。入場無料、図録は1部100円。部門ごとに審査員による作品解説会があり、26日に午後1時から洋画の杉森企観明さん、2時から写真の弥田正蔵さん、3時から書道の伊藤省風さん、27日に午前11時から工芸・書道の渡辺マサルさん、午後1時から日本画の小林充也さんが作品解説を行う。受賞作品は次の通り。画像クリックで拡大表示。

【市展賞】

部門	作品		受賞者	住所
日本画		つりがね洞	出雲文次	吉田曙町
洋画		帰り道	土田明	桜町
工芸・彫刻		自由に	遠藤紀美子	南六丁目
書道		桜のバトン	小林碧泉	上諏訪
写真		私の「宝っこ」	菊地冨二江	八王寺

【新潟日報美術振興賞】

部門	作品		受賞者	住所
書道		うぐいすの	星野和泉	粟生津上組
写真		未来への通過点	前山嘉代子	吉田宮小路

【スワロー賞】

部門	作品		受賞者	住所
書道		臨建中告身帖	坂爪寛奈	吉田浜首町

• 第19回燕市美術展覧会（2024年度）／燕市（新しいウィンドウで開く）