新潟県燕市の「広報つばめ子ども版」が完成し、その制作にあたった市内小学校5、6年生の子ども記者18人の終了式が23日、市役所で行われた。
「子ども版」の発行はことしで13回目。市内小学校5、6年生を対象に参加者を募集し、応募した18人を子ども記者に任命した。
4つグループに分かれて取材のテーマを決めた。テーマは済生会新潟県央基幹病院、学校給食の栄養士・調理員、燕市PR大使、日帰り温泉てまりの湯。夏休みを中心に取材やパソコンを使った編集作業など計8回の編集会議を開いて子ども版をつくった。
終了式では、子ども記者一人ひとりに鈴木力市長から感謝状と編集や取材のようすを撮影した写真や動画を納めた「活動の記録」を贈った。子ども記者は、子ども版の紙面をプロジェクターで映して、プレゼンテーションも行った。
子どもたちは子ども記者の経験を通して「他校の友だちもできて良い経験になった」、「カメラの撮影が難しかった」、「協力して何かを成し遂げることが苦手だったが、子ども記者の活動を通じて克服できた」などと話した。
完成した「広報つばめ子ども版」35,200部は、「広報つばめ」11月1日号とあわせて市内全戸に配布されるるほか、市内小学校にも配布される。