27日投開票の衆院選で、新たな区割りになった新潟2区は菊田真紀子氏(立民・前)が当選確実となり、8回目の当選が確実になった。
菊田氏は「大変、大きな結果をいただき、さらに責任重大だと思っている。初心に立ち返って新しい選挙区で本当の意味で皆さんから信頼いただけるように頑張っていきたい」と気を引き締めた。
政権交代の可能性も出てきているが、「民主党政権が政権交代を実現したときは、ふわふわうなされてるような、浮かれてるような感じがした」、「調子に乗って本当の意味での覚悟や準備ができていなかった」と振り返った。
「今回、政権交代こそ最大の政治改革を訴えてきた。これを実現できたとしても、決して浮かれることなく2度と失敗は許されない、そういう気持ちで強い決意でこれから私自身もリーダーシップを党内に発揮していきたい」と覚悟を示した。
選挙戦を振り返って「新潟市西区は県議、市議と、ずいぶん前からよく連携をとり、選挙になる前から組織づくりをしっかりやってきたので、非常にいい形で選対がスタートできた。加えて、やはり無党派層が多く、住宅街も多いので、今までちょっと経験したことがないぐらいの回数、街頭演説に立って直接、訴えたのがとても良かった」。
3年前の前回の衆院選では、開票の直前に夫の死去の知らせを受けた。菊田氏は「3年前にああいうことがあり、トラウマというか、選挙期間中もすごく思い出して、つらいことがいっぱいあった。でも最後まで何となく気配を感じたというか、ただ一緒にいてくれてるんじゃないかなという気持ちだったので、良い結果がでて多分、喜んでくれてるぐらいじゃないかと思う。うちに帰ったら遺影に向かって一緒に乾杯したい」と話していた。