任期満了に伴う新潟県三条市の市長選で無投票で再選を果たした滝沢亮市長に三条市選挙管理委員会は28日、当選証書を付与した。「いろいろな課題をひとつひとつていねいに、その一方でスピード感をもって私自身がリーダーシップを発揮して、また職員と一緒に、市民と一緒に三条市をこれまで以上に前に進ま進めていかなければならない」と気を引き締めた。
田邉とも子選挙管理委員長が滝沢市長に当選証書を付与した。任期は11月8日から4年間。田邉委員長は「滝沢市長のリーダーシップの下、三条市の潜在能力を最大限に引き出し、市民が住み続けたい、市外の方から住んでみたいと思われるようなまちづくりに向けて、さらなる尽力を」と期待した。
その後の報道関係者の質問に対し滝沢市長は「この三条市の旗を見てあらためて気が引き締まったところ」で、「新年度の予算編成がこれから本格的にスタートし、すぐ12月にも次の議会もあり、もちろん気を引き締めてはいるが、2期目ということで、自分の中でもそういう気持ちになっている」と述べた。
前日27日に投開票が行われた衆院選では、結果が明らかになってから新潟2区の菊田真紀子、国定勇人、細田健一の各陣営をあいさつに回った。結果については「事前の報道にあったような結果になったと個人的には感じる。いずれにしろ私自身としては国民、国会議員、県議とこれまでもいろいろな連携をとっていた」、「引き続き三条市のために連携をさせていただきたいと思っており、きのうの結果に伴って何か私のスタンス、取り組み内容が変わることは今のところ考えていない」と話した。