新潟県警燕署、西蒲署、三条署、機動捜査隊と組織犯罪対策係は、29日までに通信可能なSIMカードと携帯電話機を不正に購入した詐欺容疑での疑いで県内の20代と30代の4人を逮捕し、1人を書類送致した。
逮捕されたのは新潟西区の自営業の男(33)、新潟市北区の通信販売員の男(23)、新発田市の会社員の男(26)、村上市の飲食店従業員の男(23)の4人、書類送致されたのは燕市の会社員の女(27)。
容疑者らは昨年11月5日、三条市内の携帯電話機販売店で、携帯音声通信事業者の承諾を得ず第3者に譲り渡す目的であることを隠して自ら利用するように装い、通信回線が利用可となるSIMカード3枚と携帯電話機3台(販売価格22万0320円)をだまし取った。
SNSなどでつながたのか、容疑者らのなかには顔見知りでない者もいる。転売目的でだまし取ったことも疑われ、余罪や動機を含めて捜査しており、容疑の認否は明らかにしていない。