加茂市展が開幕　一般の部に応募117点 (2024.11.3)

新潟県加茂市で2日、第56回加茂市美術展（市展）が開幕した。加茂市市民体育館を会場に一般部門とジュニア部門の作品に加えて第45回諸流いけばな展も同時開催され、芸術の秋で会場を彩っている。会期は6日までの5日間。

市展賞受賞作品、左上から時計回りに日本画、洋画、写真、工芸、書道、彫刻

秋恒例の加茂市民の芸術の祭典。一般の部の公募は、日本画に9人の9点、洋画に19人の23点、彫刻に6人お7点、工芸に27人の27点、書道に28人の29点、写真にい15人の22点の6部門合わせて104人の117点の応募があった。

さらに審査員6点、市展運営委員15点、委嘱12点、無鑑査25点を含め162人の175点の出品があった。

公募作品を審査を行って各部門1点の最高賞の市展賞をはじめ、6部門で新潟日報美術振興賞2点、奨励賞9点、高校生対象の振興賞1点の18点を決めた。

会場のようす

加えてジュニア部門の小中学生作品の絵画137点、書道93点、立体33点を展示。同時開催の第46回諸流いけばな展に40人が出瓶している。

初日3日は開場式と表彰式を行って幕を開けた。あいにくの雨で来場者の出足は鈍かったが、時間をかけて作品1点1点をじっくり鑑賞していた。受賞者と作品は次の通り。敬称略。

市展賞

部門	作品		作者	住所
日本画		冬告花	遠田裕子	上条
洋画		6時20分発の君	真柄要一	新栄町
彫刻		しめじ	高橋芳男	小橋
工芸		星雲	旅河正也	三条市
書道		大切なもの	西潟春香	芝野
写真		好日	外石智慧子	前須田

新潟日報美術振興賞

部門	作品		作者	住所
工芸		欅の小箱	近藤春男	赤谷
書道		坂上郎女の歌	石黒桜苑	寿町