新潟県燕市にある県立分水高校のボランティア部(清水大輝部長)は、部員らが地元で収穫したタケノコを加工して塩漬けにし、地元の「道の駅 SORAIRO 国上」(燕市国上)が製造したメンマを2日開かれた文化祭「水櫻祭(すいおうさい)」で販売した。
「道の駅 SORAIRO 国上」は、地元国上地区の竹林整備の一環で自生するタケノコを使ってメンマの製造を企画し、声をかけた分水高校ボランティア部も取り組みに参加した。
ことし5月に「道の駅 SORAIRO 国上」スタッフや地域の人、市職員らとともにタケノコを収穫した。ボランティア部が中心となり、農村地域生活アドバイザーの指導でカットし、ゆでで塩漬けに。それを食品製造業者に味付けしてもらってメンマが完成した。
味付けはピリ辛で、商品名は部員のアイデアで「人生楽しメンマー」。1パック90グラム入り400円で200パックを製造した。
水櫻祭では部員が売り子となって100パックを販売した。メンマの購入を目的に来校する人もいた。残り100個は7日(木)から「道の駅 SORAIRO 国上」で販売する。