新潟県三条市下田地区で栽培されるブランド米「しただ米(まい)」の収穫祭でありPRイベントの「しただ米(コメ)フェス」が10日(日)午前10時から午後3時まで日帰り温泉「いい湯らてい」(三条市南五百川)で開かれる。ことしもMCにフリーアナウンサーの伊勢みずほさんと三条市出身のラジオパーソナリティーのSWAMP(スワンプ)さんを迎え、釜炊き新米の無料試食会や新米対面販売、アウトドア体験、さらに下田の秋祭りも復活、合体したビッグな収穫祭になる。
地元の森町小学校5年生が下田のコメを有名したいと始り、ことしで5年目。年々、規模を拡大して今は「しただ米市場拡大推進協議会」が主催する。
メーンは新米の試食と対面販売。森町小5年生、農事組合法人ならやま、企画販売難波、熊倉睦、(株)くろべえ、五輪峠米、NPO法人ソーシャルファームさんじょうの7団体が新米を用意する。団体ごとにオリジナルパッケージのコメの販売を行うほか、2合入り400円の「しただ米」を販売する。
試食は午前11時〜午後1時。昨年は300円で新米食べ放題だったが、今回は太っ腹の無料に。しかも会場に設置するかまどで、昔ながらの羽釜を使った炊きたての新米が味わえるのはうれしい。
アウトドア体験はSWAMPさんがリーダー役で昨年、大好評だった「しただ米冒険島」で、午前10時半スタート。当日先着、親子15組限定で1組2,500円で参加できる。
自分で作る竹ざおで、釣り堀常態にした池に放したニジマスを釣り、火起こししてたき火で焼く。同時に飯ごうでご飯を炊いて炊きたてのご飯とともに味わう。
冒険のサポートは地元企業。五十嵐刃物工業と馬場長金物の刃物のプロが竹ざおの枝払いと火起こし、たき火体験をサポート。アウトドアライフストア「ウエスト」が飯ごうをでふっくらとコメを炊くこつを紹介し、ルアー製作のFATE RESITERがニジマスのこつを伝授、包丁のタダフサがニジマスのさばく作業を手伝う。
午前10時から開会式と森町小5年生のステージ、午後1時から家族やチームでおにぎり5合を食べ尽くす「おにぎりリレー」、2時からビートチアキッズさんによるチアステージ、2時20分から今回の米フェスの振り返りを行う。
また、新型ウイルスの感染拡大前まで毎年、下田体育館で行われたJAなど主催の下田の秋祭りが同時開催。下田の農家の人たちが6店出店し、新鮮野菜やちまき、笹団子、おこわなどを販売する。ほかにマルシェ9店舗も並び、昨年にも増して大幅にパワーアップした米フェスとなる。