新潟県三条市が「三条市ふるさとPR大使見習い」に委嘱する「よしもと新潟県住みます芸人」の関田将人(せきた まさと)さん(39)が、2022年12月2日から2年間の任期満了を前に任期が更新され、2期目に就任した。
三条市の滝沢亮市長と関田さんは三条市に合併前の下田村出身。大浦小、下田中と同学年の幼なじみで、下田中陸上部では滝沢市長が部長、関田さんが副部長で、「関田君」、「亮君」と呼び合うまさに竹馬の友だ。
関田さんがラジオ番組で三条市のPR大使になりたいと話したのを滝沢市長が聞き、三条市からの提案で三条市ふるさとPR大使に就任した。
その実績のひとつの指標が、三条市の公式LINEアカウントの登録者が3万人を達成すること。達成すると名称から「見習い」がはずれる。結果、就任前は5,000人だった登録者が2年間で17,500人と大幅増となったものの、3万人にはまだまだ遠いが、引き続き見習いとして三条市の魅力発信や移住促進にひと肌脱いでもらうことになった。任期は12月2日から2年間。
13日に委嘱式が行われ、滝沢市長から関田さんに委嘱状を手渡した。古くなったたすきに代えて新調したたすきを滝沢市長が関田さんにかけ、2人で三条市の公式LINEアカウントにリンクするQRコードが印刷されたTシャツを着た。
三条市は11月からLINE登録すると3,000円分のプレゼントが当たるキャンペーンを行っており、滝沢市長は「関田さんの活躍ならあと1万2,500人なんてあっという間だと思う」とちゃかしつつ「関田さんには生まれ故郷の三条市のことをいちばんの扱いという形でPRに励んでもらいたい」と期待した。
関田さんは、ことしは三条市の店でオフ会を開き、12月14日には三条市・TREEでトークライブに出演するなど、地元で何かイベントやろうと動いたと弁明。「3万人に増やすためにイベントやったり僕なりの貢献をして2年後、3万人になって見習いを外せるように全力で頑張ってまいりたい」と約束した。
関田さんのとなりで滝沢市長はにやにやしっぱなし。関田さんが三条市ではなく新潟市中央区に住んでいることをいじって盛り上がっていた。