9日から15日までの秋季全国火災予防運動にあわせて新潟県燕市の燕消防署(大泉博樹署長)は14日、イオン県央店(燕市)で市内の藤の曲保育園と三方崎保育園の幼年消防クラブ員による合同防火パレードを行った。
かつてオーバーアーケードが設置されていた燕市・宮町商店街で幼年消防クラブ員による防火パレードを行っていたが、2014年までに老朽化したオーバーアーケードが撤去された。そのため、雨降りなどで中止される年が多くなっていた。
新型ウイルスの感染拡大の間は休み、昨年、復活にあたって天気に影響されないようにとイオン県央店に会場を移した。店内は利用者も多く、広報効果も高いことから、ことしもイオン県央店で行った。
藤の曲保育園から12人と三方崎保育園から6人の幼年消防クラブ員の年長児18人が参加。幼年消防クラブ員のはっぽを着て「火の用心のうた」を歌いながら「火の用心」とある横断幕を掲げ、まといも持って1階のフロアを3周した。
燕消防署員、女性消防団、燕市消防団のマスコット「つばまる」も参加。保護者が見学に訪れたほか、居あわせた来店客も幼年消防クラブ員の愛らしさに「かわいい!」と声を上げ、目を細めていた。