来春の三条市立大学の初めての卒業式に間に合わせようと三条ロータリーが前倒しで国旗掲揚塔を寄贈 (2024.11.15)

取材依頼・情報提供はこちら

新潟県三条市の三条ロータリークラブ(渡辺良一会長・会員56人)は、三条市立大学(アハメド・シャハリアル学長)で来春、行われる初めての卒業式に間に合わせようと、本来なら2年後のクラブ創立70周年記念事業を前倒しして14日、三条市立大学に国旗掲揚塔を寄贈した。

三条ロータリークラブが寄贈、設置した国旗掲揚塔の前で左から滝沢会長、渡辺会長、シャハリアル学長
三条ロータリークラブが寄贈、設置した国旗掲揚塔の前で左から滝沢会長、渡辺会長、シャハリアル学長

国旗掲揚塔は大学の正面玄関に向かう敷地の入り口に設置した。御影石の台座に3本のポールが立つ。事業費は300万円。14日は大学で贈呈式を行ったあと、「君が代」を流しながら渡辺会長が国旗、シャハリアル学長が大学旗、滝沢亮三条市長が市旗をゆっくりと掲揚した。

三条市立大学は2021年に開学して来春、初めて卒業生を送り出す。クラブ創立70周年は本来は2年後だが、国旗掲揚塔寄贈の発案者の70周年事業プロジェクト委員会・斎藤弘文委員長が、初めて三条市立大学を卒業する学生たちに間に合わせてほしいという思いから、過去に例のない3年間に及ぶ70周年事業プロジェクト委員会を立ち上げて前倒しで寄贈した。

渡辺会長からシャハリアル学長に国旗掲揚塔一式の目録を手渡す
渡辺会長からシャハリアル学長に国旗掲揚塔一式の目録を手渡す


齋藤委員長は、新幹線で燕三条駅に降り立ったときに三条市立大学としてのシンボルになるものがほしい、学生が在学中、卒業してからの自分たちのシンボルにできるものがほしいという思いがある。

シャハリアル学長は大学時代にロータリークラブの奨学金を受けた恩義も

贈呈式で渡辺会長はシャハリアル学長に国旗掲揚塔一式と国旗、大学旗の目録を手渡し、「毎年、この旗のもと学生の皆さんが世界に羽ばたいていってほしい」という国旗掲揚塔に込めた強い思いを話した。

滝沢市長は「われわれの思い、地元の思いをしっかりと学生とも共有して三条市立大学をさらに発展させることを誓う」と述べ、シャハリアル学長は、1期生のために寄贈を早めてくれたことに感謝した。

国旗掲揚塔の前で記念写真
国旗掲揚塔の前で記念写真


大学では卒業式や入学式はもちろん、オープンキャンパスや学園祭で旗を掲げ、さらには海外からの訪問に合わせて母国の国旗を掲げて歓迎ムードを高めることを考えている。

校舎の外観には学章の表示はなく、「ここに大学旗が立つことによって学章が定着していく」と喜ぶシャハリアル学長には、ロータリークラブに特別な思いがある。

シャハリアル学長は拓殖大学の学生時代に2年間、ロータリークラブから奨学金を受けている。「ロータリークラブのおかげという思いがあり、これでまたロータリークラブに対する経緯の気持ちが高まった」と新たなつながりを喜んでいた。

関連リンク

spacer コンテンツ
spacer ショップ検索

公共施設も検索可能
分類別検索はここ

...詳細


燕三条のお悔やみ情報「縁をむすぶ」
三条パール金属スタジアム・サンファーム三条
外山産業グループ 外山産業、外山工業、グリーンライフ、メッツ
損害保険・生命保険・資産運用のことなら株式会社エフピーエム
スノーピーク オフィシャルサイト アウトドア/ナチュラルライフスタイル用品 製品 製造・販売メーカー
スポンサードリンク

■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved.
三条・燕、県央の情報「ケンオー・ドットコム」kenoh.com