新潟県の燕市と新潟市南区の一部にガスを供給する白根ガス株式会社(菅剛志代表取締役社長・燕市水道町4)は18日、燕支店と白根支店で開いたガス展で飲食物を販売した売り上げから燕市と新潟市南区の社会福祉協議会、燕市の子ども夢基金にそれぞれ10万円を寄付した。
毎年、ガス展を開いて飲食物の販売の売り上げを地域に寄付で還元している。新型ウイルスの感染拡大中は休み、ことしは5年ぶりの10月19日、20日の2日間、開いた。
ガス展を休んでいる間も毎年、同社の持ち出しで同じ寄付先に5万円ずつの寄付を続けてきた。ことしは前回並みの約1,000人が来場。飲食物の売り上げは29万8,000円になり、同社で足してちょうど30万円にして今回の寄付に充てた。
18日は同社の佐藤尚栄取締役が3カ所の寄付先を回って寄付を届けた。燕市社会福祉協議会では、佐藤取締役から小越ゆみ子会長に寄付を手渡した。
昨年のガス展は間近になって社員が新型ウイルスに感染して見合わせた経緯がある。佐藤取締役は「少子化で厳しい状況になっているが、ガスをお使いいただいている感謝の気持ち」と言い、「来年もガス展を開催できると思う」と話した。
小越会長は「ガス展で市民に喜んでいただいたうえに社協にも気を回していただき感謝しています」と述べた。