保内小5年生が栽培したコメで作ったポン菓子を29日に「道の駅 庭園の郷 保内」で販売 (2024.11.25)

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新潟県三条市の保内小学校5年生は、総合的な学習の時間に栽培したコメで製造したポン菓子を29日(金)午後1時半から3時まで地元の「道の駅 庭園の郷 保内」で販売する。

保内小学校5年生が栽培したコメで製造し、29日に「道の駅 庭園の郷 保内」で販売するポン菓子
保内小学校5年生が栽培したコメで製造し、29日に「道の駅 庭園の郷 保内」で販売するポン菓子

ポン菓子をプラスチックカップに入れ、1個税込み500円で販売する。白米と玄米の2種類ある。ただし在庫がなくなりしだい販売を終了する。

保内小5年生は、総合的な学習の時間に田植えから稲刈りまでコメづくりの全工程を体験した。「自分たちで育てたお米のおいしさをもっと多くの人に知ってほしい」と、収穫したコメを使って加工品を作ることを発案。地域の協力を得てポン菓子の製造、販売に挑戦することになった。

道の駅「のと千里浜」
道の駅「のと千里浜」

ポン菓子の製造には、石川県羽咋市の道の駅「のと千里浜」が協力する。石川県はことし、能登半島地震と奥能登豪雨の2つの大きな災害に見舞われ、多くの人が家屋の損壊や避難を余儀なくされた。

「道の駅 庭園の郷 保内」では、石川県の土産品を紹介する復興応援フェアなどを開催し、「のと千里浜」との交流も深めてきた経緯があって今回、製造を依頼した。

11月9、10日と「道の駅たがみ」に出店した道の駅「のと千里浜」が販売したポン菓子
11月9、10日と「道の駅たがみ」に出店した道の駅「のと千里浜」が販売したポン菓子

保内小学校5年生と道の駅庭園の郷保内は、このポン菓子の販売を通じ、収益の一部を義援金として被災地に届ける。石川県の道の駅との交流を基盤とした取り組みになり、地域間のきずなを深め、子どもたちが社会の一員として責任を果たす大切な経験にもつながる。問い合わせは「道の駅 庭園の郷 保内」(0256-38-7276)へ。

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