11月25日に新潟県三条市の市街地にイノシシが現れて驚かされたばかりだが、今度は12月3日、となりまちの燕市の市街地でイノシシが目撃された。
午後6時ごろ燕市秋葉町3地内で体長約1メートルのイノシシ1頭を目撃したと、目撃者から110番通報があった。
目撃場所は燕消防署前付近で、イノシシは燕市文化会館の方向へ向かったと言う。燕消防署員と燕署員で付近を捜索したが、イノシシを確認できなかった。燕署では燕市役所にも連絡し、付近住民に注意を呼びかける広報と警戒活動を行った。
11月25日に三条市の一ノ木戸商店街などで4頭のイノシシが目撃され、うち1頭が車にはねられて倒れていた。
今までイノシシが現れたことのないような市街地だっただけに住民を驚かせた。それから1週間ほどで今度は燕市の市街地にイノシシが出現。三条市に現れたイノシシは倒れていた1頭を除いて体が小さかったと見られていることもあって同一のイノシシの可能性が低い。
燕市でも郊外ではたびたびイノシシが現れているが、これからは市街地でもイノシシへの警戒を頭に入れておく必要がありそうだ。