新潟県加茂市の藤田明美市長は4日、定例記者会見を行って5項目を発表した。発表項目は次の通り。
11月16日から来年1月13日まで、ホテル日航新潟31階の「Befcoばかうけ展望室」で加茂市PR イベント『「北越の小京都」がやってくる!〜加茂の和文化体験フェア〜』を開催中。加茂市が会場のフロアを借り、加茂市の特産品販売と工芸品づくりを体験できるワークショップを行っている。
期間中の午前10時から午後7時30分まで組子細工や桐小物など加茂市の魅力が詰まった工芸品を販売。体験ワークショップでは新潟大学の学生の協力で、組子細工と加茂紙の切り絵の2種類の体験ができる。
今後のワークショップは、12月8日、22日、1月12日の 3 日間、いずれも正午からの1時間を除く午前10時から午後4時まで行い、最終受付は午後3時まで。ワークショップの参加申し込みは特設サイトにアクセスして予約できる。予約の空き状況によっては当日参加もできる。
体験費用は小学4年生以上が対象の組子細工が1人3,500円、中学生以上がを対象の加茂紙の切り絵が1人2,000円、両方の体験なら1人5,000円。保護者と一緒なら対象年齢に満たなくても参加できる。
加茂市でフィールドワークを行った新潟大学の学生が、加茂市に何か恩返しがしたいと思ったのがきっかけで初めて開催。加茂市が会場のフロアを借り、加茂市観光協会が主催する。
加茂市では、昨年度から除雪集計システムを導入。除雪費算出のための事務作業の軽減や、市のホームページで除雪機械の稼働状況を一般公開している。12月1日から一般公開するので、誰でも除雪作業の進ちょく状況を確認できる。
ことしも受験生を応援しようと、下水道マンホール合格祈願お守りを500個作成し、来春、高校を受験する市内中学校3年生に無料配布する。マンホールのふたは、丸いのでどんな角度になっても「落ちない」、表面に凹凸があるので「滑らない」と、全国的に合格祈願のお守りとして下水道事業の広報に採用されている。
加茂市内の中学3年生に約200個配布。約300個は加茂市役所上下水道課窓口で12月16日から来年3月31日までの午前8時半から午後5時15分まで配布する。ただし土、日曜と祝日、年末年始は除く。在庫がなくなりしだい終了。
■令和6年度 下水道マンホール合格祈願お守りの配布について - 新潟県加茂市
来年2月1日と2日にシティホールプラザアオーレ長岡(長岡市)で行われる新潟アルビレックスBBの試合観戦に無料招待するとともに加茂市のPRブースを設置する。
株式会社新潟プロバスケットボールから招待の案内があった。観戦は事前の申し込みが必要。申し込み期間は12月20日正午からで、定員は加茂市、田上町、五泉市合わせて各日先着300人。申し込み方法は広報かも12月号や市のホームページに掲載している。
加茂市は、ことし3月に「加茂市ゼロカーボンシティ宣言」を表明し、脱炭素社会の構築に向けて動き出した。4月には加茂市の環境保全に関する基本理念を定めた「加茂市環境基本条例」を施行した。
この条例を基に2023年度から加茂市総合計画に掲げる将来像を環境面から実現する環境行政の基礎となる計画「加茂市環境基本計画」、加茂市で地球温暖化対策に関する目標や温室効果ガスの削減計画で「加茂市地球温暖化対策実行計画 区域施策編」の策定作業に着手した。4回の環境審議会での審議を経て、11 月にこの 2 つの計画が完成した。
今後は、これらの計画に掲げる将来ビジョンの実現に向けて、市民・事業者・行政がそれぞれの役割を担い、連携・協働しながら取り組んでいく。