ふるさと納税支援事業などを手がける三ツ目株式会社(澤正史代表取締役・新潟県三条市)は新潟県弥彦村と業務委託契約を締結し、弥彦村ふるさと納税事業推進業務をスタートした。
この事業では、ふるさと納税ポータルサイトでの返礼品掲載方法の見直しを行うことで、ふるさと納税による寄付金の安定的な確保と返礼品の認知度向上をともに目指していく。
さらに、現状の分析を行ったうえで来年度以降の運営体制を計画し、業務の改善を行うことで、寄付額の拡大とともに経費率見直しを図る。今年度以降、3カ年のロードマップを作成し、継続的で持続可能なふるさと納税の寄付額の向上、業務効率化、経費率の削減の準備をしていく。
三ツ目が行う業務は、現状分析と課題の特定、令和6年度以降のロードマップ、業務体制、フローの作成、ふるさと納税ポータルサイト返礼品ページの改修。弥彦村は300以上の返礼品を出品しており、2023年度は6.4億円の寄付金を受け入れた。
弥彦村のブランド米「伊彌彦米(いやひこまい)」は、国際線ビジネスクラスの機内食にも選ばれており、ふるさと納税でも人気の返礼品になっている。ほかにもフライパンなどのキッチン用品を中心に金物などがランキング上位に入っている。澤代表のコメントは次の通り。
三ツ目株式会社 代表取締役兼CMO 澤正史さんコメント
今年4月の創業から半年間で新潟県内をはじめとする8自治体を支援してまいりました。その中でも弥彦村とのパートナーシップは来年度以降の体制も検討をしていく、とても重要な役割を担ってまいります。さらに、弊社のノウハウとリソースを使ってクリエイティブ制作やSEOなどのサイト改善を行う包括的な業務内容となっています。
地域経済の活性化と持続可能な発展のために、弥彦村の皆様と力を合わせて取り組んでいきます。
新潟県内におけるふるさと納税事業をさらに拡大してまいります。県内の新たな雇用の創出や地元経済の発展を実現し、それぞれの地域がさらに輝くよう、全力を尽くしてまいります。