新潟県三条市と信濃川火焔街道連携協議会は、2025年1月18日(土)午後2時から三条市図書館等複合施設「まちやま」のサイエンスホールで「日本遺産『なんだ、コレは!』信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化 日本遺産講演会」を開き、日本遺産地域プロデューサーを迎えて日本遺産のストーリーや構成文化財を活用した観光や地域づくりについて聴く。
日本遺産地域プロデューサーの奈良大学・坂井秀弥(さかい ひでや)名誉教授を講師に「日本遺産と文化観光、そして地域づくり」のテーマで聴く。
その後、坂井名誉教授と日本遺産地域プロデューサーの一般社団法人雪国観光圏・井口智裕(いぐち ともひろ)代表理事、國學院大學兼任講師で三条市文化財保護審議会委の佐藤雅一(さとう まさいち)委員の3人で「観光における文化財利用の可能性 〜わくわく、ドキドキ、日本遺産『なんだ、コレは!』がおもしろい〜」をテーマに鼎談(ていだん)を行い、4時半に終わる。
信濃川火焔街道連携協議会は、火焔型土器に代表される「縄文」をキーワードに、信濃川流域の自治体が日本遺産を活用した交流・連携を図り、地域振興や広域観光を推進することを目的に2002年に発足。現在は、新潟市、三条市、長岡市、魚沼市、十日町市、津南町の6自治体が加盟している。
日本遺産講演会に日本遺産地域プロデューサーを迎えるのは初めて。日本遺産地域プロデューサーは文化財、観光財の専門的見地から日本遺産認定地域全体(新潟市、長岡市、三条市、魚沼市、十日町市、津南町)を俯瞰(ふかん)し、助言などができる有識者。
日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するもので、現在、104件ある。信濃川火焔街道連携協議会加盟の自治体が申請した「日本遺産『なんだ、コレは!』信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化」は、2016年に認定された。
定員100人で参加したい人は1月17日(金)までに三条市生涯学習課へ電話「0256-46-5205」、メール「shougaigakushu@city.sanjo.niigata.jp」、ファクス「0256-64-8882」のいずれかで申し込む。申し込みには氏名、住所、電話番号が必要。■日本遺産地域プロデューサー
文化財、観光財の専門的見地から日本遺産認定地域全体(新潟市、長岡市、三条市、魚沼市、十日町市、津南町)を俯瞰し助言等ができる有識者です。