木工家具製造の株式会社ジャパンインテリアシステムズ(新潟県関川村)は11月21日に新潟地裁新発田支部へ取締役の申し立てにより自己破産を申請し、12月4日から同地裁から破産開始決定を受けた。負債は債権者約36人に対し約9309万円。
帝国データバンク新潟支店の調べでは、同社は1969年11月設立の木工家具製造業者。もともとはレストランや喫茶店で使われる業務用いすを製造し、93年1月期には年売上高約1億0800万円を計上していた。
近年は児童や小学校向けのいすを手がけていたが、24年1月期の年売上高は約4200万円に落ち込んでいた。業容を縮小しつつも元請けからの支援を受けて営業を継続してきたが、ことし10月に代表が死去し、後継者もいなったことから10月末に事業を停止していた。