新潟県警三条署(徳永吉弘署長)は13日、新型ウイルスの感染拡大で休んでいた年末特別警戒出発式を5年ぶりに行い、大みそかの31日までの19日間、特別警戒に取り組んでいる。
出発式のあと館内のパトロール、繁華街の本寺小路での繁華街警戒、市役所前で交通指導所の設置を行った。
出発式には署員20人余りと来賓7人が出席。徳永署長は訓示で、防犯関係で金融機関、コンビニへの立ち寄り警戒強化と自宅等の鍵かけの広報、交通関係で歩行者の保護と飲酒運転の防止、そして飲食店などにおける暴力団排除広報の重点項目3点を話した。
そのうえで「三条市、関係機関、そして三条署が一体となって、市民を守る活動を強化している姿を見せて、三条市の安全安心につなげたい」と支援を求めた。
来賓の三条市・滝沢亮市長、三条市交通安全協会・加藤敏敦会長、三条警察署協議会・小林裕加子会長、三条警察署警友会・渋谷正夫会長があいさつのあと、三条署のパトカーと栄中央防犯連絡協議会の青色回転灯等装備車が回転灯をつけて管内のパトロールに出発した。
続いて徳永署長と来賓らはあいにくの冷たい雨のなか、繁華街特別を行い、本寺小路を歩いて飲食店主に重点項目についての啓発グッズを手渡して協力を求め、さらに交通指導所では来賓が視察し、激励した。