燕市農業再生協議会は19日、「令和5年度高温・渇水に強い作付体系転換支援事業補助金」の支払い誤りが26件あったことがわかったと発表した。
補助金の支払いは全部で43件あった。転換した面積に応じて補助金額が変わり、本来は実績数値に基づいて算定すべきところ、誤って申請数値に基づいた補助金を支払った。
事務局の燕市産業振興部農政課での人為的ミスが原因。補助金を支払った43件のうち14件で正しい算定額より多く支払い、12件で逆に少なく支払った。
支払い誤りの対象者に対して経緯を説明し謝罪するとともに、交付額の変更による返還や追加交付の了解を得て手続を進めている。補助金の事務処理は複数人での確認を徹底するなど再発防止に取り組むとしている。