新潟県三条市で開かれる二七の中央市場と五十の四日町市場の2つの定期市の開設日を記した2025年版の「越後三条定期市」ポスターがことしも完成した。
三条市と2つの定期市を運営する三条市場親和会(島影三津枝会長)で2013年版から毎年、作成しているポスター。B2判で700枚を作成し、市場関係者に配布したり、市内の公共施設に掲示するほか、定期市場事務所と三条市の営業戦略室で配布している。
下のカレンダーは、定期市の開設日を示す。月ごとに「市場のおすすめ」として地場の旬の野菜や果物、花などを列記する。
上はイラストで、真ん中に笑顔で手を広げる女の子。定期市にはたくさんの商品であふれ返っていることをその表情に込めた。
ナンテン、サクラ、アヤメ、ツバキ、ヒマワリの花で春夏秋冬を表し、市の花のヒメサユリに市の鳥の芝地鳥、大島地区特産のル レクチエなど、三条にゆかりのもので彩る。
定期市出店者のパラソルやテント、フォントは縁起を担いで右上がりの歌舞伎調。のぼり旗に代えて三条名物六角巻凧に書いた「大売り出し」と、細部にまでこだわった。
20日、三条市場親和会の島影会長と鮮魚店の長谷川孝志さん、種屋の羽賀洋一さんが滝沢亮市長を訪問して新しいポスターをお披露目した。
長谷川さんは、定期市では規格外かもしれないが、キャベツが1個150円、ダイコンが1本100円で売っていて、サケやタコが高いと言われるが、自身は安く仕入れられるところを知っているので、昨年より安く売っているとアピールしていた。