新潟県燕市のつばめ商工会青年部(小越洋輔部長・部員68人)はクリスマスイブの24日夜、燕市分水地区で恒例のサンタクロース事業を行い、部員がサンタクロースになりきって子どもたちにプレゼントを届けた。
ことし4月に燕市の吉田商工会と分水商工会が合併して、つばめ商工会となった。サンタクロース事業は旧分水商工会青年部が毎年、行ってきた。イブの夜にサンタクロースにふん装した部員が家族に代わって預かったクリスマスプレゼントを届ける。
ことしは合併してから初めてのクリスマス事業で、これまで通り旧分水商工会青年部の枠組みで行った。
分水地区の就学前の子どもたちを対象に希望を募り、昨年より1件多い32件の申し込みがあった。青年部から部員の会社が販売するコーヒーのドリップパック2袋をプレゼントに付けた。
サンタクロース役は5人。それぞれにトナカイ役の車のドライバーがペアになって手分けして各家庭を訪問。サンタクロースは円陣を組んで気勢を上げてから出発した。
サンタクロースは親から預かったプレゼントを肩に担ぎ、インターホンを鳴らして「メリークリスマス!」。玄関に出て来た子どもたちは、目の前のサンタクロースにきょとんとし、中には怖がる子どももいた。
しかしプレゼントを受け取ればどの子どももにっこり。サンタクロースと一緒に記念写真を撮ったり、「また来年も来てください」と約束したりと忘れられないクリスマスになっていた。