新潟県三条市下保内の「道の駅 庭園の郷 保内」は、1月5日(日)午前10時から十日町市で小正月の縁起物と して昔から親しまれている「ちんころ」の販売会を開く。
混雑を避けるために販売開始の30分前、午前9時半から整理券を配布し、整理券のある人から順に販売する。1個税込み300円で、なくなりしだい終了。数に余裕がある場合に限り正午から整理券のない人にも販売する。
十日町市では毎年1月に開かれる節季市、通称「チンコロ市」で、ちんころが売られる。2025年は1月12日(日)と19日(日)に開かれる。
ちんころはシンコ(新粉)とも呼ぶ米粉を原料に子犬などをかたどった縁起物。米粉なので数日でひび割れするが、ひびが多いほど厄除け、幸せを呼び込んでくれるとされている。
同道の駅では毎年、十日町出身で三条にゆかりのある5代目田齊忍さんからちんころを出張販売してもらっている。十日町へ出向かなければ手に入らないこともあって毎年、行列が途切れないうちに完売するほど人気を集めている。問い合わせは同道の駅(0256-38-7276)へ。