新潟県が燕市で整備を進めてきた一般国道289号燕北道路の一部とその道路に接続する市道中央通小高線が27日、同時開通した。
一般国道289号燕北道路は、2019年に開通した中ノ口川に架かる朝日大橋を含む東太田地内を始点、井土巻地内を終点とする4.75km。このうち井土巻側の「南7丁目」交差点から朝日大橋を越えてクスリのアオキ小高店角の「小高」丁字路までの1.00kmが開通した。
今回は「小高」丁字路から先、北側の500mが開通し、あわせてそこから左折する市道中央通小高線150mが開通して、中央通に接続した。開通区間は合わせて650mになる。
今回の開通により、朝夕の通勤ラッシュ時間帯に弥彦線の白根街道踏切の前後を中心に発生する渋滞を回避できるのが大きい。中央通を使って灰方方面と三条燕インターチェンジ方面を往来する車は渋滞をパスできて恩恵は大きい。
開通を心待ちにしていたドライバーも多かったのか、27日は開通したばかりなのに、灰方方面から渡辺輪店の丁字路へ進入する車は、直進して中央通を進むより、左折して開通区間へ向かう車の方が多かった。