大みそかの31日、新潟県三条市の法華宗総陣門流本山「本成寺」では、恒例の除夜の鐘をついて新年を迎える。
午前11時45分に客殿から管長や来賓、総代らが行列を組んで鐘楼堂(しょうろうどう)へ向かい、読経を行ってから管長を皮切りに順に除夜の鐘をついたあと、一般参拝者の鐘つきが続く。
一方で午前0時過ぎから本堂で元朝祈願を行う。一般の鐘つきは午後10時半ごろから受け付ける。鐘をついた人には以前はたくあんと甘酒を振る舞ったが、新型ウイルス感染拡大以後は缶入りの甘酒を振る舞っている。
本成寺は三条市内では最も2年参りでにぎわうスポット。新潟の予報は31日は雨時々止むで予想最高気温9度、1日は曇り時々雪か雨で7度と気温は高めで、雪の心配なく新年を迎えられそうだ。