正月2日、3日と新潟市岩室観光施設「いわむろや」(新潟県新潟市西蒲区岩室温泉)で恒例の鉄道ジオラマ運転会が開かれており、鉄道模型の世界をたっぷり楽しんでもらっている。
新潟市の鉄道模型愛好者2人でつくる「鉄道ジオラマ新潟」による正月、大型連休、盆の年3回が開かれており、親子連れに人気の鉄板イベント。今回もNゲージと呼ばれる150分の1のスケールの鉄道模型を持ち込み、全周約15メートルの3線エンドレス運転を行っている。
先頭にカメラを設置した車両を走らせ、映像をモニターに映して電車の運転席に座って運転しているかのような感覚も味わえる。
鉄道ファンはもちろん、架空の風景をミニチュアでリアルに再現したジオラマは年齢にかかわらず引きつけられる。いすに座って眺めているとジオラマの世界に入り込んだような感覚になり、ずっと見続けられるような気分になるから不思議だ。
ジオラマをよく観察すると、神社の祭りだったり、撮り鉄が脚立にのぼってカメラを構えていたりとストーリーを感じさせるシーンの再現もあり、誰もが童心に返って楽しめる。
3日も午前10時から午後5時まで、観覧無料。また、2日に続いて3日も売店で買い物をした先着100人に紅白もちを振る舞う。問い合わせは「いわむろや」(電話:0256-82-1066)。