新潟県新潟市を中心にチンドン活動で笑いを届ける「華やぎちんどん隊」が4日、三条市の図書館等複合施設「まちやま」と歴史民俗産業資料館で公演。それぞれ100人、30人ほどが来場して笑顔で正月気分を楽しんだ。
2020年に旗揚げしたグループ。8人の演者は演劇経験のある人ばかり。今回は「まちやま」のサイエンスホールで「新春笑〜タイム!!」、歴史民俗産業資料館で「れきみん・ほまれあ来館者数1万人達成お祝いパフォーマンス」を披露した。
「ほまれあ」では、正月らしく紅白のめでたい衣装で登場し、途中でカラフルな市松模様の生地を多用したど派手な衣装にお色直し。太鼓や鍵盤ハーモニカを鳴らして登場した。
「一富士二鷹三茄子(なすび)」と歌う12日までの正月限定の曲も仕込み、AKB48の「フォーチュン・クッキー」や笠置シヅ子の「買い物ブギー」を歌い踊り、「金色夜叉」をひな形にしたコントも。
懐かしの「かしまし娘」も登場し、燕市分水地区に住むメンバーの上田佳澄さんは25歳のときに分水おいらん道中でおいらん役「信濃太夫」を務めたねたも笑いにした。