7日で松の内が明けて8日、今季最強の寒波が襲来。8日の新潟県三条市は正午前からこの冬いちばんの本格的な雪となり、午後9時までの最深積雪は18センチとなった。
正午前ごろから猛烈な勢いで雪が降り、夕方からしだいに小康状態となったが、夕方から時々、落雷も発生した。最高気温は1.4度で平年を1度ほど下回った。
三条市立大学は、9日の1、2時限の休講を決めた。これまでは当日の積雪の状況などで休講を判断していたが、列車の運休や遅れで通学してから休講となることもあったことから、前日に判断した。大学の駐車場の隅には学生が作った雪だるまがあった。
NEXCO東日本は、8日午後8時から磐越道の磐梯熱海IC-安田IC間の上下線で大雪による予防的通行止めを行っている。国交省は午後8時から福島県河沼郡会津坂下町坂本地先から新潟県阿賀町野村地先までの国道49号までの国道49号でも予防的通行止めを行っている。
国土交通省と気象庁は8日、大雪に対する国土交通省緊急発表を行い、10日ごろにかけて日本付近に強い寒気が流れて降雪が続くため、警戒を呼びかけた。