公益財団法人野球殿堂博物館は16日、「2025年 野球殿堂入り通知式」を行い、新潟県三条市生まれの掛布雅之さん(69)など4人の野球殿堂入りを発表した。
掛布さんは競技者表彰委員会・エキスパート表彰で殿堂入りした。阪神タイガースの三塁手で活躍し、“ミスター・タイガース”とも呼ばれた。
2013年6月に三条市の三条機械スタジアム(今の三条パール金属スタジアム)で開かれたウエスタン・リーグ公式戦阪神対中日に先立って同スタジアムで行われた記者会見に出席した。
会見でケンオー・ドットコムの質問に対し掛布さんは、母のふるさとの三条市で生まれて3歳ごろまで三条市で暮らし、三条市出身のプロレスラー、ジャイアント馬場さんの家とも5軒ほどしか離れていなかったことなどを話した。
掛布さんのほかに競技者表彰委員会・プレーヤー表彰からイチローさんと岩瀬仁紀さん、特別表彰委員会から富澤宏哉さんが新たに殿堂入りとなった。