「つばめまんなか商店街」がふるさとづくり大賞受賞 人材育成とまちの活性化を合わせた取り組みが評価 (2024.1.16)

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新潟県燕市の「つばめまんなか商店街」の取り組みが、総務省主催の「令和6年度ふるさとづくり大賞」で、団体表彰(総務大臣表彰)を受賞した。

「つばめまんなか商店街」の活動の拠点の宮町商店街
「つばめまんなか商店街」の活動の拠点の宮町商店街

「つばめまんなか商店街」は2021年の設立以降、燕市宮町で自分事として取り組むソフト事業や中心市街地再生モデル事業を活用したハード整備を実施し、地域の人材育成や活性を図ってきた。

魅力ある人が人をひきつけながら新しい価値を創出し、誰でもかかわれる地域活性の場づくりを行ってきたことが評価された。2月10日には表彰式が予定されている。

左から気軽に出店できる 「ゼロイチマルシェ」、インターン生用施設 「つばめ産学協創スクエア」、さまざまな活用がされる「まちトープ」
左から気軽に出店できる 「ゼロイチマルシェ」、インターン生用施設 「つばめ産学協創スクエア」、さまざまな活用がされる「まちトープ」

ふるさとづくり対象は、全国各地でそれぞれのこころをよせる地域「ふるさと」をより良くしようと頑張る団体、個人を表彰して、ふるさとづくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的に1983年から行われている。

今年度は燕市を含む15団体が同部門を受賞している。2月10日に都市センターホテル(東京都千代田)で表彰式が行われ、「つばめまんなか商店街」から座長の歸山(かえりや)芳文さんが出席する。受賞対象となった取り組みは次の通り。

【ソフト事業】
  1. 幅広い年代向けに多様なイベントの開催
  2. 民設民営のまちなか図書館ぶくぶく
  3. 総合学習のフィールド
  4. 大学、行政と連携したまちづくりの実践の場
  5. 自分たちのまちを自分たちで良くしていく「部活動」
  6. 様々なステークホルダーが参加する定例会議の開催
【ハード事業】
  1. インターン生用の宿泊施設整備
  2. コア施設「まちトープ」の整備
  3. 民設の自習スペースとしてトレーラーハウス設置
  4. 駐車場・イベント広場・公共のトイレ整備
  5. 複数の飲食店と地場産品の販売施設の整備

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