前日に続いて19日も新潟県内は晴れて気温が上がり、三条市は最高気温25.0度で2日連続の夏日となった。
未明は雨が振り、雷も発生したが、明け方の最低気温派13.7度と高かった。日中は風もなく穏やかで汗ばむ陽気だった。
県央地域のサクラの花はほとんど散ってしまった。燕市大河津分水の堤防道路に延びる桜並木はほとんど花を散らしてしまったが、堤防に隣接する大河津分水さくら公園では一部、桜の花が咲いている。
2011年に開園したときに、園内に24種類、401本のサクラを含む663本の高木と3,790本の低木が植栽された。その多くがNPO分水さくらを守る会を通じて「さくらのオーナー」を募集し、個人や企業・団体から寄付を受けた。
桜はさまざまな品種がある。コシノヒガン、柳沢の江戸彼岸、フクロクジュ、河津桜、シダレザクラ、タイハク、壁田城山の犬桜、円里黄桜など、名札と桜を見比べて観察するのも楽しい。満開の品種もあれば、まだ咲いていないつぼみの品種もある。
ほかにも桜と合わせるように咲き始めた菜の花はまだ花盛り。小高くなった丘には自然に育つタンポポ、ヒメオドリコソウ、スミレ、オランダミミナグサ、オオイヌノフグリなどがまるで陣取り合戦するように密集して寄せ植えのように咲いていて、足もとを見ていたら歩けなくなってしまうほど春の息吹にあふれている。
20日の新潟の予報はくもり一時雨で、予想最高気温は18度。