4月26日(土)から6月1日(日)まで弥彦の丘美術館(新潟県弥彦村)で長岡市(旧寺泊町)在住の油絵画家、橋本直行さんの作品展「橋本直行展 風に立つー自然へのまなざしー」が開かれる。
橋本さんは1987年新潟県美術展覧会新潟日報美術振興賞などを受賞し、銀座や新潟の画廊で数多くの個展を開催している。
自然や人物を克明に描く写実油彩画で、近隣の親しみやすい風景画が中心。南へのあこがれがあり、今回は沖縄の景色を描いた作品も展示する。大きなサイズの作品が多く、その場にいるような臨場感を味わってもらう。
関連イベントとして作家による作品解説会を5月4日(日)「私が好む絵画表現」、24日(土)「油彩画の材料と技法」のテーマでいずれも午後1時半から開く。また、5月17日(土)午後1時半から「写実絵画の魅力を語る」をテーマにギャラリトークを行う。
会期中は休まず午前9時から午後4時半まで開館。入館料は高校生以上300円、小中学生150円未就学児無料。問い合わせは弥彦村教育委員会社会教育課社会教育係(0256-94-4311)。橋本さんのコメントは次の通り。
絵に込める思いの中で私がこだわっているのは、自然が作り出す劇的な美と存在を臨場感を持って再現する、ということです。そのために、常に自然を注意深く観察し、知ろうとしています。私の表現方法はプリミティブなものですが、感動を伝えるには、この方法が一番良いのです。
(橋本直行さん)