燕三条JC次年度理事長候補者に監事・酒井貴輝さん(酒井商店)を選出 (2025.7.9)

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新潟県燕三条地域で活動する一般社団法人燕三条青年会議所(齋藤和也理事長・会員58人)は、8日開いた7月通常総会で2026年度の第30代理事長候補者に監事の酒井貴輝(さかい・たかき)さん(38)=(株)酒井商店常務取締役=を決めた。酒井さんはあ「人と人、人と地域のつながりを意識した運動を展開する」と力強く抱負を語った。

左からわせて監事候補者の斉藤類副理事長、理事長候補者の酒井貴輝理事長、監事候補者の加藤純成副理事長
左からわせて監事候補者の斉藤類副理事長、理事長候補者の酒井貴輝理事長、監事候補者の加藤純成副理事長

あわせて副理事長の加藤純成(かとう・すみあき)さん(36)=(株)奉仕者取締役=と斉藤類(さいとう・るい)さん(36)=(株)諏訪田製作所営業部長=を監事候補者に決めた。

勤務地が燕市の理事長は第10代の丸山光博理事長以来20年ぶり、居住地が燕市なのは第15代の落合孝夫理事長以来15年ぶり。

通常総会では立候補した3人を満場の拍手で承認。齋藤理事長と結城義博直前理事長の2人からプレジデンシャルリースを酒井さんにかけた。

総会後に候補者の3人が記者会見した。酒井さんは、グローバル関係の委員会、 地域活性化委員会、パートナーシップ強化委員会、会員増強・強化委員会の4つの委員会を設置する考えを示した。

定時総会でプレジデンシャルリースを受ける酒井さん
定時総会でプレジデンシャルリースを受ける酒井さん

グローバル関係の委員会は2026年6月に新潟県で開かれる国際青年会議所主催のアジア太平洋地域会議(ASPAC)に向けた準備とインバウンド需要への対応、地域活性化委員会は若者と地域をつなぐ仕組みづくりと後継者不足や労働力不足の課題への対応。パートナーシップ強化委員会は27年度の燕三条JC創立30周年に向けたステークホルダーとの関係強化、 会員増強・強化委員会は30周年に向けた会員数の増加と会員の資質向上をそれぞれ目的とする。

酒井さんは「JCでいちばん大事なのが人と人とのつながりや人と地域のつながり。それを重点課題として運動を巻き起こしていきたい」。燕三条JCは、三条燕インターを燕三条インターに改称する署名活動に取り組んでおり、燕市と三条市の合併が「燕三条JCの至上命題。燕三条市実現に向けた取り組みも考えていきたい」と述べた。

定時総会で酒井さんのあいさつ
定時総会で酒井さんのあいさつ

また、定時総会でも酒井さんは「数多くの青年団体が存在するこの燕三条地域で、燕三条にこだわって、燕三条市実現に向けて運動している団体なのが入会のいちばんの決め手だったことを鮮明に覚えている」と合併に向けた強い思いを話した。

「皆さまから信託をいただいたからには、きょうこの日をもってすべての弱さと甘えを断ち切る。来年1年間、メンバーとしっかりと向き合って全身全霊で理事長職をまっとうしたい」と決意を述べた。定時総会での酒井さんのあいさつの概要は次の通り。

第30代理事長候補者に決まった酒井貴輝監事の定時総会でのあいさつの概要

2019年度に燕三条青年会議所に入会するまでは、JCがどんな存在かもわからず、まちづくりについても考えたこともなく、選挙にすら行かないような人間だった。

入会のときは数多くの青年団体が存在するこの燕三条地域で、燕三条にこだわって、燕三条市実現に向けて運動している団体であるというところが、入会のいちばんの決め手だったことを今でも鮮明に覚えている。

そんなわたしを変えてくれたのがこの燕三条青年会議所、そこで出会った多くのメンバーたちだった。自己の利益だけでなく、利他の精神、誇りをもって、地域のために運動する多くのメンバーがここにはいた。

その過程のなかでは、多くの修練を経ていくなかで生まれる友情やきずながあった。それこそが、わたしはJCの価値だと考える。それをこの燕三条地域に広げていくことが、明るい豊かな社会、燕三条地域につながると信じる。

そんななか2026年度の理事長に立候補させていただく機会を得た。わたしがいちばん大事にしている奉仕、修練、友情の精神をいちばんに体現できる機会であり、次代へと恩送りをつないでいけるちいばんの、絶好の機会と考えて理事長に立候補した。

26年度は、人と人のつながり、そして人と地域のつながりを意識した運動を重点的に巻き起こしていきたい。

まず、まちづくりに関しては1点が国際都市燕三条を見据え、国際的なネットワークをもつ青年会議所の国際的なネットワークを生かしたグローバル人材の育成、インバウンド需要などに対応できるまちづくりの検証。2点目が、若者と地域をつなぐ郷土愛の醸成と地域活性。この2点を重点的に考えている。

ひとづくりに関しては、27年度に燕三条青年会議所は創立30周年を迎える。そんななかでまず1点、行政や他団体、その他、各地区青年会議所とのパートナーシップの強化・向上。2点目が、JC運動の源泉でもある、新たな会員の質と数を高める会員増強。そして3つ目が、メンバー同士の結束を深める、組織力の強化と向上。こちらについて重点的に運動していきたい。

そして何より燕三条青年会議所の設立の理念にもある通り、やはり私たちの使命として燕三条市実現がある。それに向けても一歩ずつでも着実に、歩みを止めずに声を上げ続け、運動を起こし続けていく必要がある。

私は弱い人間。本日に至るまでも大きな重圧から何度も逃げ出したいと思ってしまったり、今この瞬間もこのリースの重みに足が震えている。本日、皆さまから信託をいただいたからには、きょうこの日をもって、すべての弱さと甘えを断ち切る。

そして来年1年間、メンバーとしっかりと向き合って、全身全霊でこの理事長職をまっとうしていく所存。どうか皆さん、俺に力を貸してください。

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