土工・コンクリート工事の(株)シン・エクステリア(資本金200万円、三条市月岡2)は、6月29日付けで事業を停止した。今後、自己破産を申請する予定で、負債は調査中。
帝国データバンク新潟支店の調べでは、同社は2006年11月創業、22年3月に法人改組された土工・コンクリート工事業者。県央地区とその周辺を営業エリアとして、一般個人住宅向けのカーポート、フェンス、門扉などの設置、外構工事を手がけていた。
同業者を含む木造建築業者からの下請けを中心として、一般個人からも受注し、23年2月期には年売上高約8000万円を計上していた。
しかし近年、住宅の新築着工数の減少などを背景に主力の外構工事などの受注が低調に推移。25年2月期の売上高は約6600万円にとどまり、慢性的な業績不振が続いていた。
このようななが、厳しい資金繰りが続き、先行きの見通しが立たず今回の事態となった。