JR東日本が山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」を中心に品川車両基地跡地で進める都市型再開発プロジェクトで生まれた新たな街「高輪ゲートウェイシティ」で上映されたアニメーションのコンテンツ「TAKANAWA GATEWAY CITY未来体験シアター」が12日、新潟駅に直結する商業施設「CoCoLo新潟」でスタートした。24日(木)まで。
高輪ゲートウェイシティの過去、現在、そして100年後の未来のイメージまで、街から生み出される価値などを圧巻の映像とストーリーで体験できる無料シアター。人気のオルタナティブロックバンド「羊文学」の書き下ろし曲「未来地図2025」に乗せて展開する。
スクリーンは高さ2.5メートル、幅7メートルで約7分間の映像。ヘッドフォンを装着して鑑賞し、没入感を味わえる。会場は1階WESTSIDE吹抜広場「ガタリウム」。毎日午前10時から午後8時まで、毎時00分、20分、40分に放映する。鑑賞は無料だが、CoCoLo新潟各店舗で当日税込み1,000円以上の買上レシート持参で観覧整理券を発行。整理券1枚で4名人まで視聴できる。また高輪ゲートウェイシティの構想やテクノロジー、高輪の歴史などを伝えるパネルもも展示している。
高輪ゲートウェイシティはことし3月27日に一部先行してまちびらきした。主要施設の「THE LINKPILLAR 1」が開業済みで、ことし秋に約180店舗が入る商業施設「NEWoMan TAKANAWA」が本格稼働し、26年秋にすべての建物が完成してグランドオープンとなる。
未来体験シアターは、まちびらきから約3カ月間、高輪ゲートウェイシティで開催され、3万5000人を動員した。それに続いての開催が今回のCoCoLo新潟。約2週間の開催で数千人の鑑賞を見込んでいる。
JR東日本マーケティング本部まちづくり部門品川ユニットの出川智之マネージャーは「JR東日本グループが手掛ける国内最大級のまちづくり、高輪ゲートウェイシティのあらゆる価値を伝えるシアター。100年先の心豊かな暮らしのための実験場として、いろいろなテクノロジーや文化をどのようなシーンで発信していくのかが詰まった映像になっている」とアピールし、新潟から高輪ゲートウェイシティに足を運んでほしいと呼びかけている。