14日の北陸地方は、台風5号の接近で南寄りの風が吹き込んでフェーン現象となり、気温が上昇。新潟県三条市はことし最高の37.1度まで上がり、全国で4番目の高温となった。
上越市・大潟の37.8度を最高に上越市・高田37.6度、福井県坂井市37.4度、それに三条市の37.1度が続いた。
明け方の最低気温は23.3度。フェーン現象で朝から気温がはね上がり、午前10時半までに35度を超えて早くも猛暑日になった。
正午までに36.0度まで上がったが、そのころから台風5号からのびる雲が広がって日が陰ることも多くなったからか、いったん気温は下がり始めた。
しかし再び上昇して午後2時22分に最高の37.1度を記録。6月21日の36.0度を上回り、三条市のことし最高を更新した。時刻によっては全国一の高温になることもあった。
フェーン現象のためか、夕方になってもなかなか気温が下がらず、午後5時でも31.5度と夕涼みどころではない暑さが続いている。
15日の新潟の予報はくもりのち晴れで、予想最高気温は34度。この先1週間は最高気温が35度前後が予想されており、熱中症の注意はもちろん、夏バテにも要注意だ。