新潟県燕市分水地区の夏まつり「第52回分水まつり」が19日、20日の2日間、分水地区の大通りを歩行者天国にしたお祭り広場をメーン会場に開かれている。19日は相変わらずの厳しい猛暑のなかでさまざまなイベントが行われた。
午後4時からオープニングの交通安全音楽祭でスタート。県警音楽隊による演奏とカラーガードやポンポンのパフォーマンスを披露して幕開きを告げた。
それから島上小学校5・6年生によるヲミワケ太鼓、新潟お笑い集団NAMARAのお笑いコンビ、ジャックポットによるお笑いライブ、太鼓道場分水の演奏、小学生による子ども分水みこしと、次々とパフォーマンスを繰り広げた。
夜は1日目のハイライトの分水みこしに民謡流し。分水みこしは諏訪神社を出発して威勢のいいかけ声をあげて大通りを進んだ。民謡流しは「地蔵堂おけさ」と「分水甚句」の2曲を踊り流した。
「地蔵堂おけさ」は、おけさ笠をかぶってしっとりした踊りの中にフォークダンスのように2人がペアになっと踊るコミカルな部分も。「分水甚句」ではおけさ笠を脱いで踊った。
ことしは六日町の兼続公まつりとかぶったためか、露店は昨年の61店を下回る49店にとどまった。オープニングでは人出が少なめだったが、猛暑を避けたようで、夜になるとどっと地域住民が繰り出した。浴衣を着た子どもも多く、夕涼みがてらに祭りを楽しんでいた。
2日目20日は午前10時から諏訪神社例大祭のあと、午後3時から分水ダンスフェスティバル、5時45分から分水チェリーベル with 芸能ステージ、7時半から分水太鼓でフィナーレとなる。