二十四節気で1年で最も暑いころとされる「大暑(たいしょ)」だった22日、新潟県三条市は最高気温36.1度の猛暑日となり、暦通りの厳しい暑さとなった。
明け方の最低気温は26.9度で2夜連続の熱帯夜だった。猛暑日は3日連続で、20日の35.3度、21日の35.4度、そして22日の36.1度とじりじりと上がっている。
夕方、東の空に発達した積乱雲がそれ以上に上昇できず頂上が平らに広がった「金床(かなとこ)雲」が現れた。
ほかの地域と比べて燕三条地域ではなじみのある金属加工などで使われる金床の形に似ているのがその名の由来。夏の空によく見られる雄大な雲で夏の季語。ただ、雲の下では激しい雷雨となることが多く、落雷や雷鳴がひんぱんに発生する。
23日の新潟の予報は晴れ時々くもりで、予想最低気温は26度、最高は34度。再び熱帯夜に猛暑日に見舞われる可能性が高そうだ。