5日の新潟県三条市は雨が降った所があっても以前として降水量は記録するに至らず、最高気温は8月に入って最も低い33.0度だった。
明け方の最低気温は26.9度で4夜連続の熱帯夜。朝と夜遅くを中心に雨が降る所もあったが、おしめりていどの雨にとどまった。
最高気温は低くなったとはいえ猛暑に変わりはない。ただ、雲が多く日照時間はほとんどなかったので、気温以上に涼しく感じた。
寒冷前線の影響で朝は北海道や東北北部で強い雨が降った。その後、寒冷前線は南下して新潟県内では新潟市以北でまとまった雨が降った。
夜になると県央地域でも落雷の音が聞こえたものの、ほとんど雨は降らなかった。
6日、7日と新潟の予報は雨時々やむ。日照りが続いているが、農作物には恵みの雨が期待できそうだ。
また、5日の関東地方は、気圧配置と西風によるフェーン現象で記録的な暑さとなり、群馬県の伊勢崎では観測史上最高の41.8度を記録した。
7月30日に兵庫県の柏原(かいばら)で観測史上最高を更新する41.2度を観測したばかり。それからわずか1週間で再び観測史上最高を塗り替えた。