木造建築工事ヤマダホーム（村上市）が事業を停止し自己破産申請へ　負債は約1億5000万円 (2025.8.10)

木造建築工事ヤマダホーム(株)（資本金1000万円、村上市）は、8日付けで事業を停止し、今月中に新潟地裁新発田支部へ自己破産を申請する見通しだ。負債は約1億5000万円。

帝国データバンク新潟支店の調べでは、、同社は1941年創業、58年11月に法人改組された木造建築工事業者。住宅・アパート・店舗・事務所など設計、施工のほか、製材業も併営するなど業務を拡大し、95年12月期には年売上高約7億8241万円を計上していた。

しかし、近年は大手ハウスメーカーとの競合や個人消費の低迷の影響から売り上げが低下。2024年12月期の年売上高は1億円ていどにまで落ち込むなど厳しい展開を強いられていた。

損益面では赤字が続いて債務超過に陥り、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念した。