加茂暁星高校恒例の「まちの保健室」をリバーサイド千秋へ出向いて開催 (2025.8.27)

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加茂暁星高校(新潟県加茂市)の看護専攻科の生徒が23日、長岡市の大型ショッピングモール「リバーサイド千秋」で「まちの保健室」と題した健康増進イベントを開いた。買い物客でにぎわう商業施設での開催は初めて。生徒は日ごろの学びの成果を活生かして幅広い世代に健康への関心を呼びかけた。

加茂暁星高校の看護専攻科の生徒がリバーサイド千秋で「まちの保健室」
加茂暁星高校の看護専攻科の生徒がリバーサイド千秋で「まちの保健室」

このイベントは、同校が今年度から導入したカリキュラム「地域在宅看護論実習」の一環で行った。看護師を目指す高卒の専門課程、看護専攻科の1年生48人が8つのグループに分かれ、それぞれが地域住民の健康を支援する企画を立案、実践している。

今回はそのうちの1グループ6人が、「まちの保健室」をさまざまな人が立ち寄る場所で、より多くの世代にアプローチしたいと商業施設を会場に選んび、企画した。

「まちの保健室」は、ことしで6年目を迎える同校の恒例行事。地域の人たちにとって保健室のように気軽に足を運んでもらおうと命名した。看護専攻科と高校課程の看護科がこれまで主に加茂市内の公共施設で開き、地域の人たちを対象に無料で健康に関する発表や健康チェックなど行っている。

子ども向けには、野菜の栄養に関するクイズも
子ども向けには、野菜の栄養に関するクイズも

今回は「野菜とお口の健康で、毎日にちょっと元気をプラス!」をテーマに、お口の機能をチェックする「オーラルフレイル」の確認や、口の動きを滑らかにする体操を指導。忙しい働き盛り世代でも手軽に野菜を摂取できる方法として、市販の野菜ジュースなどを活用するこつを紹介し、買い物客が足を止めて熱心に耳を傾けていた。

子ども向けには、野菜の栄養に関するクイズなども用意し、家族連れにも好評。いつもの「まちの保健室」は来場者にあわせてフレイル予防の高齢者向けの内容が中心だが、今回はヤングファミリー向けのメニューを用意した。

指導にあたった難波寛子主任は「コロナ禍で病院実習が制限された時期も、地域での活動は続けてきた。商業施設はふだん、なかなか健康について考える機会のない人にも情報を届けられる貴重な場」と意義を話した。

参加した生徒は「いつもは高齢者の方が中心ですが、ここではお子さんや若い世代の方もいて緊張します。でも、文化会館とは違う雰囲気で楽しいです」と笑顔で話していた。

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