新潟県弥彦村の秋の風物詩「弥彦菊まつり」が1日から24日まで弥彦神社で開かれている。約2,000鉢の菊花が境内を鮮やかな色で華やかに彩っている。

新潟県菊花連盟主催の第65回新潟県菊花展覧会。県内外から行楽客を呼び込み、秋の弥彦観光はハイシーズンを迎える。
1日からのスタートの3連休はあいにくの荒れた天気だったが、連休明けから青空が戻ってきた。5日朝は抜けるような青空が広がり、平日にもかかわらず大勢の行楽客でにぎわった。
拝殿で参拝しようと階段を上がると菊花とともに目に重厚な社殿が目に飛び込み、「うわ」と声を上げて感嘆する人もいた。

手水舎向かいには毎年、各地の景勝をキクの花で再現する大風景花壇が設置される。ことしのテーマは「御遷座(ごぜんざ)110年 彌彦(やひこ)神社」。110年前の拝殿がモチーフで、今の拝殿ではなく、屋根が改築される前の拝殿の姿を再現しており、どこが変わったかを自分の目で確かめるのもおもしろい。
弥彦菊まつりとあわせて楽しみたいのが、弥彦公園もみじ谷の紅葉だが、紅葉はまだ三分ていどで、紅葉狩りには少し早い。週末には見ごろを迎えそうだ。夜は30日まで毎晩、紅葉ライトアップが行われている。
多目的施設「ヤホール」には毎日、キッチンカーや屋台が出店して「やひこマルシェ」が開催。8日は新型ウイルス感染拡大前以来の駅構内で酒が飲める「JR弥彦駅にぷらっとホームBAR」が復活する。








